中途入社 社員対談
コスミックで知った、
チームで働く喜び

他社で経験を積み、ご自身のネクストキャリアを考えたときに、コスミックビジネスを選んだ中途入社の皆さん。働き方、仕事内容とやりがい、生活環境など、転職理由はさまざまあると思います。他社を経験したからこそ見えてきた、コスミックの良さとは? チームを大切にするコスミックの文化とは? 3人の中途入社社員に聞きました。
TALK MEMBER
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インテグレーショングループ
チーフ弓山純司 2002年入社
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ソリューショングループ
チーフ内場浩司 2005年入社
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インテグレーショングループ
堺絵理香 2023年入社
新卒がイキイキできる職場
本日はよろしくお願いします。まずは、前職の経験と、コスミックへの転職の動機を教えていただけますか?

はい。私は専門学校を出た後、最初はカメラ屋の販売員をしていました。お客さんと話すことは楽しかったんですが、システムを作ることに興味が出てきて、未経験でも入れた外食企業に転職し、社内SEをしばらくしていました。次第にもっと専門性を高めてしっかり仕事と向き合いたいと思うようになり、そこでコスミックに入社しました。入ってからの教育体制がしっかりしていたことが、安心材料でしたね。もう20年以上も前になりますが。

私も同時期の中途入社です。私は糸島出身で、地元にあった半導体工場のテストエンジニアをしていました。途中で関西に飛ばされて、それが嫌になって会社を辞めて(笑)、ハローワークの職業訓練でITを学んで、コスミックに入社しました。糸島が好きで、あまり遠くまで離れたくないので、オフィスが天神にあるのはちょうどいいなと。コスミックは北天神ですが、KBC九州朝日放送も入っているビルなので覚えてもらいやすい便利な場所です。

私は去年の夏に入社したので、まだ新米です。コスミックが3社目で、それまで2社ともシステム会社でした。1社目でひと通りシステム制作の仕事を学びましたが、もっと上流工程にも携わりたいと思い転職して。2社目で上流にも関われるようになったのですが、チームよりも個が尖っている環境で、自分にもかなり高い要求があって、最終的には体調を崩してしまいました。そこで、チームを大事にしながら働ける環境をと思った時に、コスミックが浮かびました。実は1社目の時にコスミックと取引があって、関わる方が皆とても印象が良かったので、覚えていたんです。


入社して、入社前に感じていたイメージとのギャップはありましたか?

私の場合は、就活中にシステムの経験が浅いから不採用になったケースもあったので、そんな自分でもやっていけるか不安はありましたね。でも、先輩が積極的にコミュニケーションを取ってくれて、協力的なメンバーも多かったので、スムーズに仕事を始めることができました。

私もずいぶん先輩方に助けてもらいましたね。当時、まだ技術的に未熟なのによく仕事ができてたなと思うんですが、きっと先輩が先の工程で私のバグを直したりしてくれてたんでしょうね。

私が入社して一番驚いたのは、新卒の皆さんがイキイキしていることです。新社会人で、年上の人が多い環境に置かれると、萎縮しちゃって聞きたいことも聞けないというケースもあると思うんです。でもコスミックの場合は良い意味で堂々としていて「あの子、新人だったんだ!?」って後からわかるぐらい、一人前に見えます。これは、上司一人が良いのではなく、会社全体で良い接し方ができているからじゃないかなと思いますね。

いまの子は、明るいし礼儀正しいですよね。自分のチームメンバーにも、「感情をなるべく表に出してね」と言っています。まとまった意見じゃなくても、思ったことや考えたことを口に出してもらえれば、いまどんな気持ちなのかもわかるし、「そういえばあの時そう言ってたね」と後から理解できることもあります。そういう理解しあえる文化を作っていきたいですね。

クライアントとの関係を
長く続けるために
現在のお仕事の内容や、コスミックの業務上の強みについて教えてください。

いまは社内でパッケージ開発のチームを統括しています。券売機を使ったチケット発券や入場券などのシステム、POSレジのシステムなどです。コスミックは独立系SIerなので、これを使わないといけないというメーカーの制約がありません。だから、お客さんの要望に合わせて最適な組み合わせで提案できるのが強みですね。

納期や予算という制約はもちろんありますが、何を作りどう進めるかはこちらで主導しやすいのが良いです。例えば、お客さんが求めている内容が、この期日や予算では到底できないという場合、そこははっきり伝えますし、その上で今回本当に必要なものを把握して提案するようにしています。

案件によって毎回違う提案をしていくので、鍛えられますよね。私は前職で、変化が少ない案件を担当していたので、コスミックに来て大変さもあるけど充実感があります。

昔開発したシステムを使っていただき、長く関係性が続くお客さんは多いですが、業種に合わせてカスタマイズしたり、常にメンテナンスをしながらより深い関係を築いていく場合がほとんどですね。
仕事の進め方で、特に気をつけていることはありますか?

長く続くお客さんが多いからこそ、マンネリにならないように意識していますね。そのためにスケジュールを詰め込みすぎず、広い視野で考えられる余裕をチームに残しておくことが大事かなと思います。例えば、途中まで制作を進めていたプログラムよりも良い解決方法が見つかった時、それを捨てるのは難しいことなんですよ。でも、余裕を常に持っておければ、そういう決断もできるので。

よくわかります。だから無駄な作業をしないように、お客さんがこのシステムに何を望んでいるのか、仕様を正確に読み解かないといけないんですよね。「この機能は落とせない」「スケジュールは伸ばせない」でがんじがらめになると、双方にとってよくない結果になるから。

チームをまとめる立場としては、お客さん側との交渉というか、お互いの幸せに繋がることならちゃんと言うべきことを言うのも大事です。大きな会議体で、正攻法で進めていくのも大切ですが、その裏でちゃんと現場の担当者と実際の進め方を握っておくとか。そういう泥臭いこともやってますね(笑)


チームとしての成長が
自分の喜び
入仕事のやりがいや、今後の働き方の展望について聞かせてください。

働き始めた頃は納品まできちんと持っていくことで精一杯でしたが、いまはお客さんが使ってみて良い反応をいただけるのが嬉しいですね。月並みですが「ありがとう」と言ってもらえるのは、やはり励みになります。

私も同じですね。自分が手掛けたシステムが使われている様子を街で見かけたりすると、嬉しくなります。あと、以前はできなかったことができるようになるのも、手応えを感じますね。エラーが出た時に「きっとここだろう」と当たりをつけて、その通りだったりすると、「自分も成長してきたなぁ」って(笑)

うんうん、何かが起きると「誰が早く原因を見つけられるかゲーム」みたいになりますよね。そうやって、自分自身が学んできたことをチームのメンバーにも教えて、チーム全体が成長できることが、いまの自分のやりがいになっています。そして、強いチームをもとに自社開発のプロダクトなんかも作って提案していけると、まだまだ面白くできるんじゃないかなと。

ITやWeb業界って身を粉にして働くイメージがあると思いますが、コスミックは自分のワークライフバランスをうまく取りながら働いていけるのがとても良いところ。女性だからと言って諦めることもなく、自分なりのスタイルで、会社をサポートできる存在になっていけたらと思っています。
本日はどうもありがとうございました。

